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TIPS 総合型選抜の本質的な考え方・出願書類作成のヒント

慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の環境情報学部・総合政策学部の春AO/夏秋AO/冬AOの全てで求められる「A4二枚の自由記述」について、お悩みの方はたくさんいらっしゃいます。
国内外のデザイン賞受賞経験があり、11年以上大手予備校で「自由記述書類」の解説講座を担当してきた講師が、「よくある質問」に回答します。

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◆ 《慶應SFC AO入試》7つの視点を日本屈指の専門講師が解説【前・後編】(2026年版図解付き)
https://altrntv-acad.com/blog/sfc1/
https://altrntv-acad.com/blog/sfc2/


A4二枚の自由記述は募集要項内番号「e」で、2000文字以内の日本語の文章でも求められている「学部の志望理由・入学後の学習計画・自己アピール」「自由に表現できる書類」です。
つまり、同じ質問に2000文字で答えるだけでなく、A4x2枚分の白紙スペースも併用して表現することが求められています。本来、別々のものではないんです。

よくある勘違いは、「2000文字で志望理由と学習計画書いてるから、A4二枚ではとにかく自己アピールすればいいよ〜」という無知な講師の指導や解釈です。(この是正研修は10年間続きました。)

Alternative Academy®︎では、「自己アピールだけ」を書かせるサポートやアドバイスは行いませんし、SFCの性質や理念や審査の特徴を考えたら、あまり良い戦略とは言えません。

募集要項に記載の通り、「①2000文字の日本語(英語の場合は4000 words程度)」と「②A4二枚(2ページを1つのPDFファイルにする)」で「自由に表現(ココ重要)」することが求められています。

①と②の2種類の「媒体」を用いて、3つの問いに答えるのが正しい理解です。

近年は、SFCに限らず、自己アピールとの接続が弱い志望理由が淘汰されやすい傾向もあります。

①の2000文字にもできれば自己アピールが必要ですし、慶應義塾大学環境情報学部の一般入試の小論文でも「図など」で表現する学習計画(研究計画)が求められていることからも分かるように、②の自由記述で、「志望理由や学習計画のプロセス」を図にするなど、積極的に活用したい書類なのです。

これだけ差がつきやすい書類なのに、受験生(や高校の先生や塾講師)が見落としている書類でもあります。結果、前年合格者のテンプレート使い回しの受験生も一定数おり、問題視されている側面もあれば、「そんなレベルで合格でいいの?」と目を疑うようなクオリティのものも散見されます。

もったいないですよね。
自由に学べるキャンパスで、自由な表現をしていい書類なのに、型にハマるとか、自分らしさを表現しないとか。

私がこの書類の専門家として指導を始めた2015年は、9割近くの受験生が「Powerpoint(パワポ)」を使っていましたが、もはやレガシーと化したツールになってしまいました。
現在のSFC受験生の主流は「Canvaですが、「Google スライド」やパワポを使う方もいらっしゃいます。稀に「Figma」や「Procreate®(iPad版)」もいらっしゃいますね。
今は、安価な初期投資でクリエイティブな活動がしやすくなりました。

手書き/手描きも良いのですが、最終的にスキャンして色味調整などをしてPDFにしなければいけません。

まぁ、ツールはなんでもいいんです。募集要項には、一言も「指定のアプリ」などは書いていないですからね。作る道具も「自由」です。
WordやExcelでもA4二枚の資料は作成できますからね。(ある意味面白い)

市販ソフトはどれも一長一短の中、個人的にはMacユーザー限定にはなりますがKeynote」を推奨しております。
操作のしやすいUI(ユーザーインターフェース)や、iPad・iPhoneとの写真共有やコピー&ペーストの容易さなどUX(ユーザーエクスペリエンス=体験価値)を考えたら、高校生から本格的に資料作成をする上ではベストな選択肢です。背景削除や写真の色味補正も可能です。
アニメーション機能も使いやすく、任意提出資料で提出できる動画の素材としても有能です。
*ちなみに、最新版のKeynoteより、一世代前の方が、図形作成などが便利なのでオススメです。

もちろん、個人の好き嫌いも分かれるのが、資料やプレゼンスライド作成ツールの醍醐味。
例えばパワポが使えると、老舗企業に就職する際にはプラスにはなりますが、UIもUXも煩わしいので、地味にストレスが蓄積されやすい方もいらっしゃるでしょう。

また、将来ビジュアルデザインやDTP(デスクトップパブリッシング=PCでの編集作業)を希望される方は、AdobeのIllustrator(イラレ)やPhotoshop(フォトショ)に慣れていくのもありです。

Alternative Academy®︎では、Adobeのデザインツール使用歴21年以上の講師が、初歩から応用、商用利用、AI活用創作まで丁寧にプロレベルも目指せるサポートもできますので、より高いレベルの自由記述を目指して無双したい場合には、どこの塾よりもリターンが大きいと自負しています。

せっかく慶應SFCを目指すなら、合格の先にある、「大学内で上位」を目指しましょう!
AO入試での優秀合格者だけでなく、論文金賞や卒業制作最優秀賞受賞者なども、輩出しているのが私の自慢です。

慶應SFC AO入試の自由記述・任意提出資料の優秀作品抜粋(ぼかし無しはSクラス受講生限定)
慶應SFC AO入試の自由記述・任意提出資料の優秀作品抜粋(ぼかし無しはSクラス受講生限定)

何文字でもいいんですよ。0文字でも20,000文字でも。自由ですからね。
目安なども、あくまで参考値です。あまり合格者の先輩の資料とかに引っ張られない方がいいですね。個性が埋没します。つまらない、普通の受験生になってしまうと、SFCのように強烈な個性の学生が集まる環境で過ごすのがしんどくなります。受験出願を通して、個性の出し方も学んでいきましょう。

一応、専門家として、目安の文字数をお伝えしますと、
・かつてSFCでは、A4サイズの資料では「文字サイズ15pt」を最小にする要望が教員からあった
・A4サイズは印刷を想定した場合の話で、実際はタブレットやノートPCの13〜15インチ画面が多い
・誘目性重視の見出しや図解内の文字など、文章ではない文字情報は、文字カウントの種類が異なる

・可読性を意識した「改行の幅」や「字間」によっても変わる ので、

これらを考慮すると、A4一枚あたり1,000字程度です。

A4二枚で2,000文字。①の文章量と同等ですね。
確かに、「画像一枚あたりの情報量は1,000文字相当」と論じた実験・研究などを見た記憶がありますので、目安としては概ね間違っていないでしょう。
とはいえ、「審査する時間は潤沢にあるわけではない」ので、文字数で考えるよりも、主張したいことが「何秒程度でいくつ伝わるか」を考えて、きちんと「情報を設計」する必要があります。
この情報設計力をトレーニングできる点でも、Alternative Academy®︎が他の塾にない強みといえます。
小論文の「文章添削」だけなら、AIでもできますからね。
「機能性と情緒性」の両方をデザインすることまでできると、実際、面接官からの印象も良好です。

文字(書記言語)情報って、言語情報ですけど、視覚情報でもあるんです。
視覚情報デザインの知識があれば、可読性の高いデザインをすることで時間あたりの文字認識数は増やせます

いずれにしても、「言葉」で勝負するのか、「図や写真」も効果的に組み合わせて短時間で共感されやすい資料にするのか、これもまた受験生の「自由」なのです。

慶應SFCの大まかな学問領域の例を図解
慶應SFCの大まかな学問領域の例を図解するとこんな表現もできる


絵をゼロから描く試験や書類ではありませんので、絵の上手い下手は関係ないです。
もちろん、「絵の上手い人」が好印象な書類になりやすい事実はありますが、文字を綺麗に書けることと同じくらいの意味合いです。

それよりは、「わかりやすい絵(や図)」が描けるほうが重要です。

定規を使わなくても、コンピュータの図形機能や、簡易的な幾何学(○/△/□)さえ描ければ、あとは組み合わせの仕方次第で図解の絵的な表現はできてしまいます。構造の設計が勝負です。

Alternative Academy®︎では、図解における図形の意味も含めてアドバイスをしていますので、1~2時間もあればそれなりの図解が描けるように誰でもなります。そうすると、面白いように皆さん図解が得意な気がしてくるんですよね。今まで回りくどく文章にしていたことが、スッキリとハッキリと伝わるようになる。

写真はどう使ってもいいのですが、できれば自身で撮影した画像が望ましいですね。
ネットから拝借した画像だけでは、他の受験生と似てくるデザインが多くなるんです。

また、絵を描くのが苦手だからといって、AIに依存するのも好ましくありません。
生成AIの使い方に関しては、SFCから公式に告示されていますので、どう解釈するかも受験生次第です。例えば、画像一枚をAIに生成してもらって、それをそのまま貼り付けて終わるようなレベルだと、よほどプロンプトが優秀で試行錯誤した画像でない限りは、「ああ、AIそのまま使っちゃうんだな」と思われて低い評価になることも予想できます。割とすぐバレますからね。


嘆きたくなる気持ちもわかりますが、あえて厳しくお伝えすれば、「センスがない」は言い訳です。
これまでの人生で、文字や色や画像や図に対して、興味を持たなかったことの結果です。
しかし、後悔しつつも、挽回・逆転できるのが「センス」の面白いところです。

例えば、服を選ぶとき。色とか形で選んだり、模様で悩みますよね。
このとき、何かの基準や好みや予算などの条件で、一着を選んでいませんか?
この「比較をする」「決断する」「後悔する」という行為の反復・蓄積が、センスを磨くといえます。

いわゆる「センスのいい」人は、この行為を高速で脳内でイメージできるため、「その場でパッと決めている」ように見えるのです。

音楽の場合は、耳で聞いた聴覚情報(音の種類や音程、音量など)の比較をしているし、食べ物であれば味覚と嗅覚で感知(味見)した情報をもとに「ちょっとだけ塩足そうかな」をしているので、「料理が美味しい=味のセンスがいい」となるわけです。
味覚音痴はこの基準がそもそもズレたまま生きてきてしまっただけの話です。

資料などの「デザインセンスを磨く」、あるいは「鍛える」ことを、現代の教養とまでは言いませんが、「暗算でお釣りの計算をするくらいのスキル」ですので、練習はしておいて損はありません。

結局、AIをジャッジするときにも「(瞬時に比較して改善を適切に指示できる)センス」は必要です。

まずは、現在執筆中の2000文字の原稿(もしくは草案・下書き)を眺めてみて、どんなイラストや写真が説明しやすいかな、と考えてみるだけでも、ビジュアルのイメージを連想しやすくなります。
自分の脳内で画像検索・表示をしているのと同じ感覚ですね。


この記事を読んでくださった受験生・保護者・教員の皆様(と、指導に悩む同業他者の講師の方々*)にとって、出願日まで最も長く時間が残っている日は、今日です。

「慶應SFCの志望理由書って、他大学と同じ添削でいいの?」
「自由記述って、何から書けばいい?」
「任意提出資料って、任意なのに出さなきゃいけないの?」

「え、自己アピールに基準があるの知らないんだけど…」
「優秀合格した先輩の出願書類の考え方をぜひ参考にしたい…」

様々なお悩みや心配事があるのは皆同じです。
まずは一度、Alternative Academy®︎の無料カウンセリングを受けていただき、最適な準備や戦略を検討してみませんか。皆様の決断を先導&伴走&後押しできる準備を整え、サポートでお待ちしています!

※同業他社及びその所属講師・役員等への情報提供・アドバイスは、研修講座及びコンサルティング扱いとなり「有料」です。
※中学・高校への出張講座の事前相談は「無料」です。

Alternative Academy®︎
代表・河合雄介


受講相談・無料カウンセリング(30分/初回限定)はこちら
>> https://altrntv-acad.com/contact/

Alternative Academy®︎はクリエイティブでオルタナティブな学び方を徹底して伴走します
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総合型選抜の塾をご検討中の方へ
Alternative Academy®︎の慶應SFC特化【S class】のご紹介

 慶應SFCに限らず、AO入試(総合型選抜)で合格する方の中には、塾や予備校に通わなかった方もいらっしゃいます。本来は、そのようなサポート校が不要な実力者たちが集うのが、理想のハイレベルなアカデミアなのだと思います。しかし、それが難しいとお悩みの方が多いのもまた事実です。

そんな方々を支援したいと考え、Alternative Academy®︎を創業し、昨年法人設立をしました。

 Alternative Academy®︎では、「慶應SFC(や志望校)に合格する」ことを目的に設定せず、「入学後・卒業後にどう活躍できるか」のキャリアプラン構築からの支援を戦略的に行っています。

 そのため、「将来の夢迷子」な方は歓迎しますが、「とにかく慶應(や有名大学)ならどこでもいい」方はお断りをしております。大学の名前(ブランド)で選ぶような学歴コンプレックス思考だと、時代に置いていかれます。時代の先端を一緒に目指しましょう。

「慶應SFC(や志望校)で、自分が活躍するイメージを具現化したい」と少しでも思った方は、『慶應SFC特化 Sクラス』をご検討ください。出願や受験に悩みや不安がある方は、ぜひ無料相談の場で質問・相談をカジュアルにお聞かせください。

▼慶應SFC特化クラス【S class】https://www.alternativeacademy.jp/class/sfc


《模擬出願》
自力で書類を準備したい人向けに、本番レベルの指摘を提供

高校や通塾中の予備校の先生とは違った視点「セカンドオピニオン」から、新たな気づきやフィードバックが得られます。
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《他塾と併用したい方へ》
慶應FIT+SFCポートフォリオ講座【K class】のご紹介

慶應法学部FIT入試+SFC AO入試の自由記述形式書類作成講座

 「もう他の塾に入塾してしまいました…任意提出資料だけのサポートは難しいですか…?」
このような声にお応えしたいと思い、法人化と同時に『慶應FIT+SFCポートフォリオ講座【K class】』をリリースしました。

 K classでは、慶應法学部FIT入試を第一志望とする方の「自己推薦書」「別添資料」の論理構成や図解表現のサポートだけでなく、「SFC志望だけど、学校や他塾で志望理由書は見てもらっているから、それ以外の書類添削をして欲しい…」という方を快く受け入れ支援できる講座を準備いたしました。

▼慶應FIT+SFCポートフォリオ講座【K class】https://www.alternativeacademy.jp/class/portfolio

 「法学部なのにデザインって必要ですか?」と不安そうなご質問もいただくのですが、FIT入試の自己推薦書で特に役立つのは「ロジカルにデザインされた図解」です。
あらゆる戦略コンサルタントのプロ達も、この「図解」に苦戦している現状があります。

 文章や箇条書きをただ見栄えよくすることがデザインではありません。プロセスや変化の可視化を文字と図を用いて行うことで、「志願者の魅力を論理的にアピール」するのです。


《出願日の6週間前から開始》
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▼慶應SFC出願直前限定・特急クラス【X class】https://www.alternativeacademy.jp/class/sfcexpress
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